名古屋のWEB制作・グラフィックデザイン ティー・オー・エム(TOM)


2018年 翔大 東京研修(3日目)

2019年03月05日 鈴木翔大

最終日はザギンでパスタ。

銀座のパスタ

お皿に対する小ぶり感が銀座です!

東京アートディレクターズクラブ

東京アートディレクターズクラブ

日本のアートディレクション展 2018にやって参りました。
ADC展とは、東京アートディレクターズクラブの会員が審査員となって行われる年次公募展です。
名古屋にはなかなか回ってこない、東京の大きな案件。
その一年間の総決算を、肌で体感してきました。

たくさんの作品の中から自分の心に残ったものを数点、2〜3行にまとめて紹介します。

ADC展

ADC展

消しゴムのパッケージデザイン
確かに、デスク周りのApple製品はどんどんスタイリッシュなデザインになっているのに、消しゴムは以前のまま。
消しゴムもニュースタンダードに、リブランディングされていました。消しゴムとAppleのデザインの差は当たり前と思い込んでいましたが、ハッとさせられました。

ADC展

ADC展

ADC展

伊藤忠コーポレートメッセージ「かけふシリーズ」
「かせぐ。けずる。ふせぐ。」をあらわすコピーとイラストが素晴らしい!
会社の理念がしっかりと伝わるだけでなく、思わず伊藤忠さんで働きたくなってしまいます(雇ってもらえない)。

ADC展

サントリー「ボス」休み方改革
働き方改革を、休み方改革という視点でキャッチーに表したポスター。
いいともを終えたタモリさんと、唐仁原さんのゆるいイラスト。ほっと一息、まんまとコーヒーが欲しくなります。

ADC展

デザインあ みるほん ポスター・ブックカバー
既にデザイン性の高い「デザインあ」。もし自分にこの依頼があったらもはやデザインでは手の施しようがない……と悩みまくることうけあい。
「みる」ことは「理解する前の感覚」と捉え、「あ」のヴィジュアルをより引き立て、受け手にこれでもか!と感じさせるイメージに仕上げられていました。

ADC展

みやこの鯖寿し ロゴ
JAGDA新人賞にも選ばれた、こちらの作品(左側)。
とにかく度胸・思い切りが素晴らしい!まだ20代の方のディレクション。尊敬します。

ADC展を後にして、六本木ヒルズの森美術館へ。
ひとつのチケットで何と、3つもの展示会を見ることができます。

六本木ヒルズ美術館

六本木ヒルズ美術館

六本木ヒルズ美術館

六本木ヒルズ美術館

平成展
大学生の頃メディア文化を学んでいたのですが、
自分が生きてきた平成という時代が一括りにされることとなり、今の知識や広告メディアに関わる立場から、31年間を省みることができました。
昭和に比べて平成は変化がなかったと言われることもありますが、昭和の広がりを深く曲げていったのが平成だなと感じます。
次の時代はこの平成がどうなっていくのか、30代になった自分が責任を持って仕事として関われるのが嬉しいです!

藤子不二雄A展

藤子不二雄A展

藤子不二雄A展

藤子不二雄A展

藤子不二雄A展

藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション-
以前からFよりA派です。ブラックな展開がたまりません。
趣味の要素が多いので割愛しますが、大満足です!

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展
カタストロフ(大惨事)に対してアートはどう向き合っていくのか、という展覧会。
平成は災いが多かったと言われますが、アートは復興のために何ができるのか、考えさせられました。

カタストロフと美術のちから展

最後にあったこの言葉。
「アートに何ができるか?ではなく アートで何をするか!である。」
アートを広告に置き換えても意味が通じるなと、たくさんの刺激を受けた東京での経験から感じました。

媒体や発信者が網目状に広がり、ダイバーシティー化する広告・デザイン。
「何ができるか?」という受動的な時代から「何をするか!」という能動的な発想で、
お客様のために、ひいては社会のために携わっていかなくてはならないと思います。

今年の東京レポート2018では平成を振り返り、
これからの新しい時代を、自分がひとりの広告やデザインのディレクターとして
どう過ごしていこうかを考えるよい機会となりました。

車で5時間以上かけて帰宅。
会社への東京土産を浜松のパーキングエリアで買ったことは秘密です。

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