ショータの東京研修(3日目)
2017年09月04日 鈴木翔大
(このブログはショータの東京研修(2日目)の続きです)
3日目は六本木へGO!
駅構内の人だかりに、アートスペースを発見!
スタッフのお兄さんに案内されるままダンボールの箱をかぶって見れば・・・
もともとデカめの顔がさらにでっかく!!
特殊なレンズを貼り付けたダンボール箱をかぶると不思議!頭が大きくなって見えるだけでなく家族やお友達のリアクションが大きく変わります。中身は同じ自分なのに、別人になったような不思議な感覚が体験できます。
(もしも展−視点を変えてみる世界−
http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/summer/kids/kids01.html)
『もしも展−視点を変えてみる世界−』の展示でした。
移動や買い物のついでにこうした体験ができるのは、東京ならではですね!
8月だったこともあり多くのお子さんが集まっていました。自由研究にももってこいの題材です。
そのまま駅から直通の東京ミッドタウンのグリーン&パークを歩きます。
暑い日でしたが小川の涼しさを満喫できました。
川の流れを見ているだけでも爽やかな気分になれますが、こちらでは足を浸すことができます。
気持ちよさそう!!
21_21 DESIGN SIGHTで行われている「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」を訪れました。
綿密な計画を練り、多くの人たちの協力と賛同を得ながらプロジェクトを実現する様子は、完成した広大なスケールの作品と合わせて、「そこまでやるか」という驚きに似た感情を見る人に呼び起こします。
彼らの姿勢は、自然環境の中での技術的な課題、経済的な問題、時代や情勢の変化など様々な困難に立ち向かう強い意志と情熱、数多くの試行錯誤、そして信念を持って行動する決断力を感じさせます。
21_21 DESIGN SIGHT「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」(http://www.2121designsight.jp/program/grand_projects/)
撮影可な作品は写真を交えながら、表題どおり「そこまでやるか!?」と圧倒された作品たちを紹介します。
テープ21,120㎡の床
連続制作時間96時間
500人が入れる風船
幅1.35m×高さ45mの教会
重なる1°の奇跡
実現不可能99%
僕が最も気に行ったのは「湖面を渡る100,000㎡の布」です。
(撮影NGっぽかったので画像は無しです・・・)
布で道をつくり陸と島をつなげて地元の人々に利用してもらったり、国会全体を布で覆ってみたり。
素人目には「なんでそこまで布にこだわる?!」と思うのですが、そこがまさに「そこまでやるか!?」な展示ですね。
未来像や目的をはっきりさせてからプロジェクトをスタートさせることはもちろん大切ですが、情熱のままに動き出して後から評価がついてくるやり方はカッコイイし、そのほうが前者よりも尖り響くものができますよね!
帰りに立ち寄った東京ミッドタウンの1Fには、Galaxyの体験ブースがありました。
ブース内のコーナーを回るスタンプラリーを体験することで、話題のVRが体験できます!
昨年は”VR元年”なんて言われておりまして、名古屋でも「VRがスゴイらしい!!」なんて話はよく耳にしていましたが、実はなかなか名古屋で簡単に体験する機会ってないんですよね。
それを製品の宣伝といえど、ショッピング施設の1Fという誰でも気軽に通るスペースで味わえるなんて、うれしい限り!
スタンプラリーもはじめは正直面倒だな〜と思いましたが、ひとつひとつのコーナーで最新の技術をよい距離感を持って接してくださるスタッフの方々に紹介していただき、非常に楽しめました。
360度撮影できるカメラは、カメラ越しには見えていない風景や人々まで映り込むため、これまで想像できなかった写真となります。
動画の撮影も可能になるそうですので、その場の空気感をずっと記録しておけますね!
最後は東京新国立美術館へ。
サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで
http://sunshower2017.jp/
人口約6億人。多民族、多言語、多宗教の東南アジア地域ではダイナミックで多様な文化が育まれてきました。経済発展が目覚ましい近年、その現代アートの動向にも世界中から大きな注目が集まっています。「天気雨」を意味する展覧会タイトル「サンシャワー」は、東南アジア地域では頻繁にみられる気象現象であり、紆余曲折の歴史を経てきた同地域を表すメタファーでもあります。本展は、時代の潮流と変動を背景に発展した東南アジアにおける1980年代以降の現代アートを、9つの異なる視点から紹介する、史上最大規模の展覧会です。どこか懐かしく、まったく新しい東南アジアの姿――私たちの固定観念を覆す、ダイナミズムに満ち溢れるその息づかいを体感してください。
(サンシャワー 概要 http://sunshower2017.jp/)
撮影可な作品が多かったので、ドバッと掲載します!
東南アジアのアートって、日本人の僕たちからすると、あまりスポットライトが当たらない印象ですよね。
ここ半世紀ほどで独立や経済成長などめまぐるしい変化のあった東南アジア諸国だからこそ、葛藤や抵抗のエネルギーが現代的な表現で、それも当事者として描かれていたところが新鮮でした。
一つだけお気に入りの展示をピックアップしてご紹介!
『黄金の亡霊−Golden Ghost−』です。
5トンの大量の糸の中に金のネックレスが隠されていて、見つけた方は実際に持ち帰ることができます。
ふと鏡をみると欲望に満ちた自分の姿が・・・
仕切られた非日常の空間の中で、ついついネックレスを探してしまっている自分に気づかされます。
そして本編とは無関係ですが、東京新国立美術館で偶然にも有名人と遭遇・・・
「やる気!元気!井脇!」でおなじみの井脇ノブ子 元衆議院議員!
ファンです!とお声がけしたところ、とても気さくで丁寧に長々とお話ししていただき、握手や写真まで!
エネルギッシュなノブ子さんとの会話から、やる気と元気をいただきました。
以上で3日間に渡る東京研修レポートは終わりです。
今回の旅行では、ひとつひとつのモノやコトはもちろん、東京という街に大きな感銘を受けました。
東京では身近なところにアイデアにつながるインスピレーションが溢れていて、街行く人々はそれを当たり前のように享受している!これって名古屋に暮らす広告業界の僕たちからすると、すごく贅沢なことだなと思います。
直接的に「この表現はあの仕事につながる!」ということではなく、日々の小さな積み重ねでいざという時に発想できる幅が全然違ってくる気がするからです。
このままノホホンと名古屋で仕事をしているだけでは、よりついていけなくなることが目に見えているので、危機感を覚えました。
たまにはこうして東京に足を運び、身をもって体験することが一番ですね!
WEB上やできる範囲でのインプットは今よりもいっそう怠ることなく続けていき、名古屋や自社の独自の地域性を生かしたアウトプットができればと思います。
でもホントのことを言うと・・・東京いいな!!やっぱりまた住みたい!!と強く思いました。笑
まだまだ見きれないイベントやスポットもたくさんあったので、これからの他のメンバーのレポートを楽しみにしています!!