性善説
2017年01月31日 長谷川渉
最近、ビジネスチャットツールとしてSlackを導入しました。
Slackは様々な企業が使用しているものです。
Slackの効果的な使い方を探していたら、メルカリ人事担当取締役のインタビューを見つけました。
Slackはプロジェクトや議題ごとにチャンネルを設定することができるのですが、メルカリには700ものチャンネルがあるとのこと。
そして、基本的に社員であればどのチャンネルにも入れるらしい。
つまり、会社の重要なデータであっても、ほとんどの社員がアクセスできるということです。
すごいですよね。
性善説に則って、社員を信頼すればできることだといえば簡単に聞こえますが
それをいざ、自分たちがやろうとすると難しいことになる気がするんです。
なぜなら、そうではない環境にいることに慣れているから。
会社のパソコンを持ち出すときには申請書を出し、機密書類は見えないのが当たり前。
何かあったらどうするんだ!という考え方が日本の社会には根付いているのかもしれないですね。
その中で性善説を前提とすることは、社員との信頼関係があるということの表れだと感じます。
社員が自ら、やりたいように、どんな意見でも議論しあえる環境を作りたい。
そのためには、下手に隠し事をする必要はありません。
弊社も、そうありたいと思います。