雨、東京。1日目
2017年11月13日 伊藤彰峰
はじめまして、制作の伊藤です。
掲載するのが遅くなってしまいましたが、10月中旬、東京へ研修(という名の旅行)に行ってきたので、行った場所の感想や、感じたこと、思い出したこと、思いついたことなどを書いていこうと思います。
(初日)
14:00頃に東京駅に到着、そのまま荷物を置く為に半蔵門のホテルへ。東京駅から半蔵門に行く際に、大手町で乗り換えたのですが、エスカレーターの途中に気になる看板が…
いかにも昭和な雰囲気漂うレトロな看板です。が、印象は強烈です。
この看板を見て思うことは「広告にとって最善の表現を求めることができているか」でしょうか。
この看板は、きっとみんなが目を止め、その役割を十分に果たしているのだろうと思うのですが、自分の場合、広告制作をしているとどんどん目線が対象(ユーザー)から近いところ(×××)へ移っていってしまい、不本意ながら仕事のために仕事をしている状態になることもあるので… それでは駄目だ!などと反省をしているうちに半蔵門のホテルへ到着。
荷物をおいて、すぐに表参道へ。
東京へ向かう新幹線の中でネットを見ている時に、頻繁にマクドナルドのグランクラブハウスの広告を目にしてまんまと食べたくなったので、表参道駅に着いてからまずはマクドナルドへ向かったのですが、思ったより遠い!このままでは最初の目的地の閉館時間に間に合わない!ということでマクドナルドを潔くあきらめ目的地へ向かうことに。
その道すがら偶然立ち寄ったのがこちらの「Gramercy coffee」
小さなお店ですが、店員のおにいさんも感じが良く、おしゃれで好印象なお店です。出来立てを食べてもらいたいので少しお待ちくださいとのことで、店内の写真を撮りながら待つこと数分、笑顔で渡してくれた出来立てのクラブハウスサンドウィッチをアイスコーヒーで流し込みながら目的地へ急ぐ!
若干迷いはしましたが、無事に到着。「根津美術館」です。
この時、開催されていたのは「ほとけを支える―蓮華・霊獣・天部・邪鬼―」という展覧会。
ですが、今回の目的はこの美術館の建物。友人からすすめられて行ってみたわけですが、ななめのラインが印象的な建物で、ありきたりな表現になってしまいますが、伝統的でありながらモダンといった感じ。格好の良い建物でした。
「ほとけを支える〜」も見て回ったのですが、予測していたものとは少し違っていたのでコレといった感想はなし。 ただ、見て回るなかで昔読んだ古事記(現代語訳版)のことが頭に浮かびました。ご存知の通り日本神話の話ですがとにかくむちゃくちゃな内容で、今この話を出版しようとしてもきっと無理だろうなと感じたことを覚えています。日本神話に限らず、世界中のいろいろな神話も、似たようにぶっ飛んだ内容のものが多いらしいので、今後こういった神話を読むことで「発想の飛躍」という点においてヒントになるかもしれないな、などと考えていました。
次に向かったのは、すぐ近くにある「ほぼ日のTOBICHI」。 糸井重里氏が主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」が運営する「店舗」であり「ギャラリー」であり「イベント会場」。「TOBICHI」が常設ショップ、「TOBICHI2」がギャラリー&ショップといった感じ。
印象的だったのが、言葉をかわしたスタッフのみなさんの対応でした。商品だけではなく、お店のなりたちやお店のルールなど、質問したこと以上に詳しく丁寧によどみなく笑顔で説明してくださる姿を見て、自分たちが携わっているほぼ日というブランドに対する信頼や責任みたいなものを感じました。お客さんは女性比率が高く、おじさんが一人で入るには多少勇気が必要でしたが、弊社としても見習うべき点が沢山あるなと感じられる、素敵なお店でした。
その後は、カメラを構えながら外苑前駅の方へ。 この辺りはおしゃれな場所としてよく聞く場所なので、さすがに絵になるような雰囲気・建物がありますね。
初日は、そのままホテルへ帰りました。ホテルのラウンジで飲むつもりだったのですが、何と土日はラウンジが休み!だったので、珍しくテレビを見て初日は終了です。たまに見るとテレビも面白いものですね。
2日目のブログへ続く。