先週末、『TOKYO DESIGN WEEK 2016(東京デザインウィーク 2016)』を視察いたしました。
新幹線で90分!はるばるやってまいりました!
日本から世界に発信するクリエイティブの祭典”TOKYO DESIGN WEEK”はデザイン、アート、ミュージック、ファッションというジャンルを超えながら、トップクリエイターから、企業、若手、学生、ハンドメイド作家まで700を超える出展者が参加する総合的な展示会イベントです。
よりクリエイティブな生活を求める高感度なユーザーや、アクティブで情報感度の高いユーザーなど、世界各地から、多種多様な10万人が来場します。異業種とのビジネスマッチングや直接ユーザーとのコミュニケーションによる新たな発見など、通常の展示会やイベントでは得られない、予想を超えた出会いやビジネスチャンスの可能性があります。
会場 | 明治神宮外苑 絵画館前 |
主催 | TOKYO DESIGN WEEK DESIGN ASSOCIATION NPO |
後援 | 経済産業省 |
特別協賛 | 株式会社エイブル&パートナーズ |
助成 | アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
平成28年度 東京文化プログラム助成対象事業 |
前期 | 2016年10月26日 〜 10月31日 |
後期 | 2016年11月2日 〜 11月7日 ※11月1日は終日閉場 |
開場時間 | 11:00〜21:00 ※最終日は20:00まで |
2015年来場者数 | 106,321名 |
入場チケット | 2,500円(一般当日券) |
クリエイティブディレクター | 川崎 健二 |
アートディレクター | 林 成生 |
ショーデザイナー | 長谷川 喜美(ベルベッタ・デザイン) |
キュレーター | 今村 有策 |
会場は明治神宮外苑!
都心にありがなら自然が豊かですね〜。
地下鉄「青山一丁目駅」「千駄ヶ谷駅」から歩いて5分程度です。
ドラマの撮影現場でおなじみの並木道です。
キムタク気分で闊歩です。
チケットを見せて会場に入ると、さまざまなアート作品が飛び込んできます。
見ているだけでわくわく!
展示だけでなく、普段はインターネット上で購入も可能な商品が多くありました。
かっこいい〜〜!見ているだけでよだれじゅるりです。
その奥には、企業や学校による展示が続きます。
このような素敵なアイデアが今後は商品化して身近なものになっていくんですね。
充電器が愛おしく感じます。
コトン!という音がコミカルでかわいい。
単純ですが面白い仕掛けです!
滑舌に自信のない僕は苦戦・・・
足の疲れがいやされます!
こち亀でこんなネタがありましたが、まさか現実になるとは・・・
なんてアーティスティック!
自分の1日を50円で販売する、ホームレス小谷さんを目撃しました。
コートを着た今の姿が、100年後の自分に!
大勢の来場者が見入っていらっしゃいました。
未来の姿をペンで書き、街をつくります。
仕掛けによってペンの素晴らしい書き味が伝わる仕組み。ついつい僕も一本購入。
熱意をもってつくられたダメロボットがずらり。
パーツを組み合わせて生活。
意外に?!すっごく落ち着きます。
何年たっても色褪せない!
ザ・デザインですね。
わかってても興奮します。
上からライトを反射させ、街の灯に見せています。
ハプティック・デザインとは、触感のデザインです。
「ザラザラ」と「ジョリジョリ」は人によって感じ方が違うなんて、考えたことがなかったです。
振動によって、まるで現実に起きている事象のように感じられることを体験しました。
学生のみなさんによる作品展です。
新鮮な発想には刺激を受けました!
こちらはフードスペース。
チキンオーバーライスをいただきました。
東京デザインウィークでは、僕が仕事で扱っている「広告デザイン」という範疇には収まりきらない「デザイン」に触れることができました。
これまでになかった何かに挑戦し続けて生まれた最新技術や、既存の物を使って生まれた全く新しいアイデア。
驚きや感動が盛りだくさんで、「心を動かされる、というのはこういう気持ちなんだ」ということを、様々な鋭い視点から改めて認識しました。
しかし、アートとは少し離れた場所にある広告デザインにとっても、「心を動かす」という目的は同じ。
心を動かした先のゴールとは、つまり「広告主さまの売上アップ」です。
日常の仕事では、自分でも気づかないうちに「こういう広告を求められたらこういうデザインだな」とパターン化してしまったり、制作自体がルーティンになってしまう部分が正直ありましたが、気持ちを引き締め、また広告デザインという面白さを感じることができました。